法面(のりめん)とは
法面(のりめん)とは
私達は、より良い暮らしを実現する為に、道路建設や宅地造成等を行っておりますが、これらは元々あった自然の状態から人工的な状態へと変化をさせる行為でもあります。その為、木々の根や埋もれた石、土の質などにより安定していた自然の地盤が不安定になり、特に法面においてはいつ崩れてもおかしくない危険な状態へと変化します。
現在であれば、崩れない様に施工を行うのが当たり前ですが、昔造成した宅地などは今でも対策をおこなっていない危険な法面が存在しています。
また、近年では、自然斜面が未曾有の大雨や地震などにより崩れる災害も発生しています。
山が多く造成地も多い日本で、対策を行っていない法面や自然斜面は人々の安心・安全な暮らしを脅かす大きな問題となっています。
保有地の責任
保有地の責任
原則、公共が保有する山・河川・その他公の営造物の設置または管理に瑕疵があり、他人に損害を与えた場合、国または公共団体が賠償する事となっているため、最も危険の高い急斜面地は施工し、定期的な点検・補修等も行い、常に安全に勤めています。
個人・法人・その他団体等、公共以外が保有する山や造成地の法面や自然斜面が崩れた場合も同様で、崩れた原因や管理状況にもよりますが、通常は所有者の責任になります。
問題が起きた場合、損害賠償請求などにより裁判に発展するケースもあり、心身共に疲労困憊し病気になる方や、貯金全て失った方などもいらっしゃいます。
法面を所有する方は、崩れないように徹底した法面の施工・管理を行う事を強くお薦めいたします。
必要な斜面対策
必要な斜面対策
対策を行っていない斜面の土地所有者の中には、「今まで崩れていないから大丈夫!」と安心し、何もしない方がおられます。
近年では、集中豪雨等により急斜面地の崩壊で多くの災害が発生しておりますが、このようなことから対策を行っていない斜面も同様に、崩壊を招く恐れのある非常に危険な斜面地といえます。
万が一自分が所有する斜面地が崩れ、石や土などが落下し人的被害や他人の家屋などを壊したらと考えると、とても恐ろしく感じますね。
こうなる前に、対策を行っていない斜面地は勿論、施工済みの法面においても定期的な点検・補修などをしっかり行うなどの対策が重要です。
私たちアイワ産業では、皆様の安心・安全を第一に考え、これまで培った技術であらゆる危険な斜面の施工から管理、点検、補修までトータルにサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。
アイワの交通安全施設工事
交通安全施設工事とは、自動車や歩行者などが、事故なく円滑に移動し、目的地に到達するために設置する区画線、道路標識、防護柵、視線誘導標などの施設をつくる工事です。
道路は、私たちの暮らしを支える重要な社会インフラです。普段、なにげなく見過ごされていますが、安全で効率的かつ快適な空間を維持するために、これらの施設がたいへん役に立っています。